ライトプレーンの心を忘れていないメーカーが日本にある事を皆さんにお知らせいたします。

1機の値段が500円から1000円程度のライトプレーン。ファンの数も少なくなっている現状ではどうしてもコスト的に合わない。これが現実だと思いますが、ライトプレーンに情熱をささげ昔ながらの質の良いライトプレーンを作っているメーカーがあります。そのメーカーがヨシダです。

袋入のキットを開けて材料を見てびっくり！
翼台、リブが木製でしかも桧の胴体は真直ぐ、竹ひごの曲げ具合、竹の皮を外側に揃え竹のほころびが殆どなくとても丁寧に作ってあります。きっと和竹を使っているのでしょう。おまけにダイア印のプロペラを使い......まあ良くこれだけのキットを作っているなーと感心しました。

作っていて又びっくり！
作っている時の手応えがずっしりと重く伝わってきます。幼い頃作ったライトプレーンの思い出がよみがえり、....ああこれだ、この感覚だとしきりにつぶやきながら夢中で作り上げてしまいました。これが本当のライトプレーンだなーと、とても嬉しく成りました。

プロの仕事
部品の選定やきめ細かい心使い。「良い仕事しているなー」何処かで聞いたような文句ですが、特に感心する所はお客様からの意見を吸い上げ納得の行く物を提供したいと云う、この道４０年の職人さん。私の観念では職人さんと云われる人達はとても頑固で自分の信念に基づき、勘と技術で仕事をする人達で、ましてや5年10年のヒヨッコの意見なぞ聞き入れない。そんなイメージでしたが、ヨシダの職人さん達は一味違うんですね。

みなさんも是非、ヨシダのライトプレーンを作って見て下さい。きっと、私と同じような感動を味わう事でしょう。