ノーズブロック(ベアリングケース)


ノーズブロックの工作
 1:部品(F8)を3枚ベニア板状に接着して下さい。
 2:部品(BOX)を組合わせボックス状にして接着します。
 3:ボックス状にした部品を胴体の前方に半分位押し込みます。

 

胴体に入らない場合はサンディングして下さい。
また、抵抗無く(ゆるすぎ)入ってしまう場合は
薄いバルサ材を接着して適度な重さで入るようにします。

 4:ボックス状にした部品と部品(F8)を合わせ上の写真の様に接着します。
このとき部品(BOX)と部品(F8)が曲がって付かない様に注意して下さい。
 5:接着された部品を一旦胴体から引き離します。
 6:部品(BOX)の内側から部品(F8)に接着材を垂らして完全に固めます。
 7:接着材が乾いたらもう一度胴体の中に部品(F8)の所まで一杯に押し込みます。
この状態で出し入れしますが少し固い位が良いと思います。


ノーズブロックの成形
 * 胴体にブロックケースを口元まで入れた状態で胴体のカーブに合わせてサンディン グしてノーズケースの形を整えて下さい。

ノーズブロックの穴明け
 * ナイロンベアリング用の穴を明けナイロンベアリングと補強の0.4mm丸ベニアを入 れ接着します。
 * このときの穴明けは図面の指示に従いダウンスラスト1.5度サイドスラスト右2度に 成る様に致しますが正確には出来ませんのでだいたいの見当で行って下さい。
最終的なスラスト調整は動力飛行テストで行います。

ノーズブロックの完成
*出来上がったノーズブロックにプロペラシャフトを通し12センチのプロペラを 取りつけます。



プロペラのバランス
*上の写真のようにノーズブロックを手で持ってプロペラのバランスをとります。
プロペラのバランスが取れている場合は写真のように横向きで安定します。しかし 多くの場合はどちらかのプロペラブレードが重く立向きで止まってしまうはずで す。
このような場合は重い方のプロペラブレード(下方向にあるブレード)をサンディ ングして横向きで安定する様にします。
または、軽い方のプロペラブレード(上方向にあるブレード)に板鉛を接着して
横向きで安定する様にします。

プロペラのバランスが悪いと動力飛行の時に回転効率が悪く場合によっては飛行機 の振動をまねきますので必ず調整して下さい。


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