胴体の組み立て
写真(中)は図面に沿って胴体側面を2つ作ったものです。
左右の胴体をつくりますので左右が同じ大きさにならなければいけません。
1:縦貫材の加工
この機体は誰でもが作り易くするため同じ長さの縦貫材を用意する用に設計して有り
ます。縦貫材は同じものを2面分(右側面と左側面)を作って用意して置きます。このとき縦貫材の長さが右側面用と左側面用で違ってしまいますと歪な胴体に成ってしまいますので充分に注意して下さい。
2:胴体側面の工作
* 図面に合わせて胴体の一番下から組はじめます。まず1.2角の長材(赤マーク)を
まち針を使って固定した後F1とF6を接着します。この場合F1の前に縦貫材が入り ますのでそのスペースを明けておくか縦貫材も一緒に接着して下さい。
* 1.2角の長材でF1とF6の間(2-1の上側)を接着します。(F6は前持って穴を明けて置きます)
* 縦貫材(同じ長さ5本)をF1とF6の間に接着します。F1の前の縦貫材も接着して
下さい。
* F6のテーパーに合わせて横貫材をカットします。
* F3とf4を接着しその上に横貫材を図面に合わせてまち針で固定しながら接着して行きます。
* 縦貫材を接着してゆきます。写真を参照下さい。
* 一つ目の胴体側面が完成したら反対側の胴体側面も同じ要領で工作して下さい。
* 両方の胴体側面ができ上がりましたら重ねて見ましょう。もし、大きさが違う
場合は今のうち修正して左右対象になる様にします。特に胴体後部(水平尾翼
の乗る場所)は重要ですので丁寧に工作して下さい。
上の写真は左右の胴体が完成した所です。
3:角銅の組み立て
* 左右胴体側面が対象に成り完成したら上下の縦貫材を接着して角銅にして行きます。
* 上下用の縦貫材は作ってありますか?もしまだ作っていなければ図面に合わせて作って下さい。このときも上の分と下の分を2本づつ作って下さい。また、胴体
の窓後部にあたる部分の下には補強としてF9が必要です。出来ればF9の前の枠(窓中部)とその前の枠(窓前部)にも補強を入れておきたいものです。
次のページの写真は補強の位置を示したものです。
補強 F9と中間部分
* まず初めに左右の胴体にF2を接着します。F2は2枚有りますので上面と下面に接 着しますがこのとき左右の胴体がずれないように注意して下さい。
* 縦貫材を胴体の前方から接着して行きます。このとき、上側の縦貫材を接着したら
下側の縦貫材を接着しますが歪みの出ないように注意して接着して行きます。
* この要領でF9の位置まで縦貫材を接着して行き、次にF7を上側下側の接着します。
* F7を接着した後にのこりの縦貫材を接着して行きます。
* 全ての縦貫材の接着が終わりますと胴体の完成となりますが胴体のカーブが図面の様に滑らかに成っていなければいけません。
* また接着部や横貫材と縦貫材の交差する位置が滑らかに成る様にサンディングして下さい。
この写真は木地完成ですが胴体の参考にして下さい